大腸・肛門外科、消化器内視鏡内科、消化器内科、内科

辻仲つくば胃腸肛門クリニック

診療受付時間 9:00~11:30、14:00~16:30
休診日 日曜・祝日
電話 029-879-7878
所在地 つくば市竹園1-4-1 南3パークビル2階

2015年6月号 つくまる掲載
2018年2月 更新

 

院長 倉持 純一(くらもち じゅんいち)

平成7年札幌医科大学医学部卒業。
武蔵野赤十字病院にてスーパーローテート研修医となり他科に渡り研鑽を積む。
平成9年東京医科歯科大学第一外科に入局。
土浦協同病院、太田西の内病院、草加市立病院などで消化器外科医として多数の手術を行う。
東京医科歯科大学腫瘍外科に所属し、大腸肛門外科医として診療を行う。
東京医科歯科大学大学院を卒業後、平成22年より東葛辻仲病院に勤務。
平成24年辻仲つくば胃腸肛門クリニック開院。
 
医学博士、日本大腸肛門病学会専門医、日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医・指導医、消化器がん外科治療認定医

モニターで患部を見られるデジタル肛門鏡

大腸・肛門病の診療で国内有数の実績を誇り、大腸内視鏡検査でも定評のある辻仲病院グループ。その「辻仲病院柏の葉」の分院として、平成24年、つくば駅から徒歩5分という便利な場所に開業した。茨城県内では数少ない大腸・肛門外科の専門クリニックだ。
 
「肛門科の場合は、便の回数や硬さ、生活習慣などが非常に重要になるので、最初に問診をしっかりしてから診察するように心がけています。肛門からの出血、痛み、腫れなどで来院する患者さんが多いのですが、便秘や下痢、腹痛などおなかの症状とお尻の症状に関連性のある場合も多いので、胃腸系の症状を含め総合的に診療します。また食生活が症状を悪化させる原因となっている患者さんもいるため、生活指導も重要です」と語る倉持純一院長。

身近なクリニックで専門医の丁寧な診療を受けられるため、地域の患者さんにとって頼もしい存在となっている。内視鏡や肛門エコーなど機器・設備が充実。疾病の内容や程度により、患者さんが希望する場合は肛門科の日帰り手術にも対応する。
 
とくに胃や腸の内視鏡検査には力を入れており、苦痛の少ない大腸内視鏡検査で定評がある。一般的な検査法は大腸に空気を入れながら内視鏡を挿入していくため、おなかが張って患者さんの苦痛が大きくなるという。それに対し辻仲病院グループでは、経験を積んだ専門医が、腸に空気を入れずおなかに負担のかからないよう挿入するため苦痛が少ない。その手法に熟練した倉持院長は、患者さんから「大腸内視鏡検査がこれほど楽に済むとは思わなかった」と驚かれることも少なくないという。大腸内視鏡検査により、大腸ポリープをはじめ大腸がんや潰瘍性大腸炎などを早期発見できるほか、日帰りで大腸ポリープ切除を受けることもできる。
 
胃の内視鏡検査についても、極めて細いスコープを鼻から挿入する経鼻内視鏡を使っており、患者さんの苦痛や抵抗感が少なくてすむ。最新の経鼻スコープは性能が向上し、精度の高い検査が可能だという。
 
「肛門科を受診される患者さんは、皆さん勇気を出して来院してくださるのだと思います。早めに受診すれば薬で治る病気でも、慢性化すると手術が必要になってしまう場合もあります。ささいな症状でも、一人で悩まずすぐに相談してください」
 
ためらわず受診できるよう、診察時のプライバシーや羞恥心には最大限の配慮がされている。診察や検査への抵抗感を抑えることが早期受診を促し、治療の負担を軽減することにつながっている。