歯科・小児歯科

おおさわ歯科医院

診療時間 9:30~12:30、14:30〜18:30
(土曜午後のみ14:30~17:00)
休診日 木曜、日曜、祝日
電話 029-877-2166
所在地 つくば市西高野 876-1

2013年6月号 つくまる掲載
2018年2月 更新

 

院長 大澤 寿太郎(おおさわ じゅたろう)

1990年

日本大学松戸歯学部卒業

1997年

おおさわ歯科医院開院

所属団体・学会
日本歯科医師会、茨城県歯科医師会、つくば市歯科医師会、日本口腔インプラント学会、日本歯周病学会
登録・認定
日本糖尿病協会 歯科医師登録医、茨城県歯科医師会 特殊歯科検診歯科医師、日本メタルフリー歯科学会 認定医

窓から緑が見える治療室

口福イコール幸福。「美味しく楽しく食べられるよう、口福の追求をモットーに、歯科医療を通して地域の皆さんのお役に立つのが目標です」と大澤寿太郎院長。1997年に開業し、いち早く訪問診療、日曜診療などに取り組んだ。「困っている患者さんがいるなら、助けてあげたい。診療して喜んでいただければ、それですべてが報われます」とにこやかに語る。
 
地域に密着した歯科医院として、子どもからお年寄りまで対応力は幅広い。地域柄シニア層の患者さんが多いこともあり、とくに入れ歯の治療は評判が高い。好評の理由は、新しい入れ歯がすんなりお口になじむから。というのも、一般的に新しい靴が靴擦れを起こしやすいのと同じように、新しい入れ歯も歯ぐきに当たったり擦れたりしやすいのだという。しかし、そうした不快感にほぼ悩まされることなく、「すぐにしっかり噛める」と喜ぶ患者さんが多い。

「うちは祖父の代から歯科医で、技工室で入れ歯作りをしているのを見ながら育ちました。そこで祖父が“顔かたちも歯並びもみんな違うのだから、人によって入れ歯も違うんだよ”と教えてくれたんです。私も手先を使う作業が好きで、自分で入れ歯を作ることがあります」
 
訪問診療ではその技術を活かし、寝たきりのお年寄りの入れ歯をその場で修理するなど、不自由なく噛めるよう処置をする。噛めば脳の血流が良くなり、その効果も大いに期待できる。訪問診療の希望は、かかりつけ医かケアマネージャーに相談を。
 
近年は、お口のトラブル予防にも力を入れているそうだ。
 
「自動車の車検と同じで、お口も定期的にチェックすることが重要です。悪化してから治療するより、日頃から虫歯予防や歯周病ケアをした方が結局は患者さんのためですから」
 
加えて、糖尿病や高血圧などの持病、心筋梗塞や脳卒中などの既往症、アレルギー体質などにも丁寧に目を向けながら診療している。たとえば糖尿病患者は歯周病が進みやすいなど、持病や内服薬は歯科医療と密接な関連があるためだ。“口福”を全身の健康につなげるためにも、身体の状態を詳しく伝えることが大切となる。
 
さらに『歯髄細胞バンク』の提携歯科医院に登録するなど、最先端の取り組みも積極的だ。その背景には、「すぐには役立たなくても、将来的に患者さんの口福=幸福のためになるように」との思いがある。
 
開院15周年を機に、院内をリニューアルした。待合室には美しい花を欠かさず、心なごむ空間となっている。「治療への満足、食べられるよろこび、プラスαの感動を与えたい」と願う大澤院長とスタッフのやわらかい笑顔が、緊張をほぐしてくれる。