小児科・皮膚科・内科
流星台こどもクリニック
診療時間 | 9:00〜12:00、14:00〜18:00 (土曜午後は17:00まで) |
休診日 | 日曜 |
電話 | 029-896-5666 |
所在地 | つくば市流星台38-3 |
2020年2月号 つくまる掲載
院長 工藤 豊一郎(くどう とよいちろう)
昭和62年 | 名古屋大学医学部卒業 |
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平成7年 | 名古屋大学博士(医学)第999号 |
平成9年 | カリフォルニア大学サンディエゴ校小児科フェロー |
平成11年 | 京都大学医学部付属病院検査部 助手 |
平成16年 | 筑波大学臨床医学系小児内科 講師 |
平成24年 | 筑波大学医学医療系(寄付講座)准教授 |
平成26年 | 国立成育医療研究センター肝臓内科 医長 |
平成28年 | 水戸済生会総合病院小児科 主任部長 |
令和元年 | 流星台こどもクリニック開業 |
日本小児科学会指導医
日本感染症学会専門医
日本肝臓学会専門医
つくば市桜地区に新しく誕生したまち「流星台」に、昨年8月に開院。「つくばエクスプレス沿線は、全国でも珍しく子どもの数が増え続けている地域です。ゆかりのあるつくば市で、これからの時代を担う子どもたちに寄り添っていきたいと考えています」と工藤豊一郎院長は語る。工藤院長は、小児の感染症や消化器分野で、卓越した研究・診療実績を持つ。名古屋大学大学院で小児感染症の研究に着手し、カリフォルニア大学サンディエゴ校で2年間ウイルスを研究。その後、京都大学附属病院で生体肝移植後の感染症について学び、さらに筑波大学小児内科で感染症や消化器分野の診療・指導・研究にあたってきた。こうした経験を役立て、地域で信頼されるクリニックになることが工藤院長の目標だ。
診察室に入ると、天井から吊られたぬいぐるみが目に入る。「ぬいぐるみを指すとお子さんが上を向いてくれるので、お口の中が診やすくなるんです。お子さんが怖がらないよう、おもちゃで気を紛らわせたりもします。親御さんに対しては、よく話を聞くことを心掛けていますので、診療時間が延びてしまうことも多いですね」と穏やかに話す工藤院長。安心して何でも相談できる雰囲気がある。
このクリニックでは、小児科を中心に皮膚科や内科など幅広く対応。例えば、家族で風邪をひいたりインフルエンザに感染したりした場合、親子で一緒に診療してもらえるので安心だ。
また、予防接種に力を入れているのが大きな特徴となっている。定期接種の対象となっているものはもちろん、RSウイルス感染症の重症化を防ぐ「シナジス」や、海外渡航前の予防接種など大人を対象としたものまで、ほぼ全てに対応。“痛くない予防接種”を心掛け、あらかじめ注射する部位を氷で冷やして痛みを感じにくくするなどの工夫をしており、子どもだけでなく大人にも好評だという。
乳児健診をはじめ各種健診への取り組みも熱心だ。クリニックの玄関を入るとすぐ「予防接種・乳児検診エリア」と「一般診察エリア」に完全に分離されており、院内感染への対策が万全なので安心して受診できる。両エリアにそれぞれ授乳室が完備されているのもありがたい。
さらに検査については、身体への影響が少ない腹部エコー検査、採血量が少ない血液検査、装置を見るだけで斜視や弱視のスクリーニングができる検査など、どれも子どもに優しい装置ばかりだ。
月曜の祝日を診療日としたのは、クリニックが連休になってしまうと困る親御さんが多いだろうと配慮したため。初診からインターネット予約が可能など、受診しやすくするための心配りが行き届いている。