内科・呼吸器内科
さくら内科・呼吸器内科クリニック
診療時間 | 9:00~12:00、15:00~19:00 *水曜・土曜は午前中のみ診療 |
休診日 | 日曜・祝日 |
電話 | 029-869-8090 |
所在地 | つくば市桜2-15-1 |
2017年3月号 つくまる掲載
2018年2月 更新
院長 石川 昌英(いしかわ まさひで)
1999年 | 信州大学医学部卒業 東京医科歯科大学第二内科・呼吸器内科入局 |
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2000年 | 取手協同病院 |
2001年 | 横須賀共済病院 |
2002年 | 土浦協同病院 |
2004年 | 取手協同病院 |
2007年 | 東京医科歯科大学退局 協和中央病院 |
2010年 | 筑波病院 |
2015年 | サンシャイン呼吸器内科クリニック |
2016年 | さくら内科・呼吸器内科クリニック開設 |
日本内科学会、日本呼吸器学会、 日本アレルギー学会、小児呼吸器学会、小児アレルギー学会 所属
淡いクリーム色のお洒落な一戸建て。院内の待合いスペースは、まるで日当たりの良いリビングにいるような心地よさ。クリニックらしくないほんわりとした雰囲気は、患者さんが緊張せずに来院できるよう配慮したものだ。乳幼児からお年寄りまで幅広く対応する地域のホームドクターとして、家族ぐるみで相談に訪れる患者さんをしっかりと受け止めている。
石川昌英院長は長年、県内の病院で呼吸器内科のエキスパートとして活躍し、患者さんの信頼を集めてきた。取手協同病院勤務時代は、『患者が決めた!いい病院関東版(2006年)』の気管支喘息Good doctorに選出されている。これは約30万人のアンケート調査に基づいたランキング。「患者さんに評価していただけたのは何より嬉しいことです」と笑顔で語る。
肺がんの治療でも実績がある。かつて、ステージ4の患者さんの化学療法は4〜6クールで終了とされていた。石川院長は、その後も弱い薬を投与し続ける治療を実施。それにより、平均生存期間を約3倍に伸ばすことができたという。現在ではメンテナンス療法と呼ばれ、標準的な治療法となっている。
こうして呼吸器疾患で成果をあげた後、他の疾患も幅広く診たいと考え、一般内科、老年内科(慢性期医療、認知症)、小児科、訪問診療などを実践的に学んできた。そして満を持して昨年11月にクリニックを開院。風邪やインフルエンザ、生活習慣病、認知症、喘息などの肺疾患、花粉症、長引く咳の治療など様々な身体の不調に対応している。
大きな特徴は、CTをはじめレントゲンや血液分析装置など充実した医療機器が整っていること。「たとえばレントゲンで肺に陰が見つかった場合、すぐにCT検査を行い、数分後には撮影した画像をお見せしながら結果をお話しします。CT検査のため別の医療機関に行く必要がなく、診断結果に応じて素早く治療を開始することができます」と石川院長。
もう一つの特徴は、患者さんとのコミュニケーションを大切にしていること。幼児に対してもやさしく丁寧に説明をするという。「自我が芽生える3〜4歳児には、病気やお薬のことを直接話してあげます。まず親御さんに説明した後、お子さんにも説明し、ママの言うことを聞いてお薬を飲んでね、と話しかけます」と表情をやわらげる石川院長。ご自身が2人のお子さんを持つ子煩悩なパパであり、小さな患者さんに向ける眼差しはどこまでもあたたかい。最初に来た日は泣いていた子も、次に受診したときは石川院長の膝にちょこんとお座りしてしまうこともあるとか。ぬくもりあふれるクリニックが、地域の健康と家族の笑顔を守っている。