心療内科・漢方内科・内科・メンタルヘルス

紫峰の森クリニック

診療時間 9:00~12:00、14:00~17:00
(土曜日 13:30~16:00)
休診日 日曜、祝日
電話 029-848-2348(予約制)
所在地 つくば市島名472-1


2012年9月号 つくまる掲載
2018年2月 更新

 

院長 田中 康雄(たなか やすお)

1981年

帝京大学医学部卒業

1985年

同大学にて「抗精神病薬の副作用」の研究で医学博士学位取得

1986年

茨城県豊和麗病院(現・ホスピタル坂東)勤務

1992年

マハリシ・アーユルヴェーダ医師研修コース(脈診)参加

1994年

久司マクロビオティック・リーダーコース参加

1998年

マハリシ・アーユルヴェーダ 医師研修コース(浄化療法)にオランダにて参加

1999年 

栃木県黒磯市マハリシ那須クリニック院長

2003年

豊和麗病院副院長、北京中薬学大学日本校入学(土日生)

2004年

田中心療内科クリニック開設

2005年

北京中薬学大学日本校卒業

2008年

紫峰の森クリニック開設

マハリシ・アーユルヴェーダ認定医、精神保健指定医、医学博士、久司マクロビオティック・リーダー、日本医師会認定産業医

アーユルヴェーダの施術室

リゾート&サロンをコンセプトとした個性的なクリニック。窓の外は一面の緑で、木々のさざめきや小鳥のさえずりが優しく耳に届く。ここでは、西洋医学に加え東洋伝承医学や漢方医学などを総合的に駆使した医療を受けることができる。院内には、アーユルヴェーダのトリートメントサロン、鍼灸院も併設。田中康雄院長は、自らの実体験を通して現在のスタイルに行き着いたという。
 
「きっかけは内科研修時代の病気と肥満です。西洋医学には健康になる薬も痩せる薬もありません。健康は自分でつくらなければいけないと痛感し、まずヨガを始めたんです。その後、アーユルヴェーダに感銘を受けて研修に参加し、浄化療法を受けました。さらに玄米菜食に興味をもち、久司マクロビオテックを学んで実践。89キロあった体重が63キロまで減り、それを20年間維持しています。大変素晴らしい健康法ですよ」

アーユルヴェーダとは、インドを中心に伝えられた5000年の歴史を持つといわれる伝承医学。これに基づいた医療は、『意識・心・体・環境』の4つをきちんと捉え、食事や生活習慣の改善により自ら癒す姿勢を重視するのが大きな特徴だ。例えるなら「氷山の一角」のように、心身の健康は目に見える部分より見えない部分の方が大きい。隠れている部分の最たるものは、心。田中院長の専門とする心療内科の分野だ。東洋伝承医学が加わることで、西洋医学の尺度では計測できない部分にもしっかり目を向けて患者さんと向き合うことができる。
 
「病院で検査をしても異状がなく、担当医から心の問題だと言われて当院を受診される方がたくさんいます。でも実際に診てみると、心の問題ではなく、気・血・水の乱れが見つかることが多い。それから仕事が忙しくてうつ病になった方の場合、夜食の食べ過ぎが原因となっていることがあったり、食事や生活習慣を変えると症状はかなり改善されます。人間にとって、一番大切なのは食べること。食事の内容だけでなく、取り方、食べる際の心の状態まで影響するんですよ」
 
もちろん、生活習慣病やアレルギーなど現代人の悩む幅広い疾患に対応するが、田中院長は薬で治すことより体質改善に重きをおく。患者さんの脈、舌、歩き方、動作、話し方まで総合的に診て、さらにアロマを嗅ぐといった方法により、体調や体質を総合的に判断。それに基づいて、「冷たいものを飲まない」「油を控える」など具体的な指導をしている。にこやかな表情で、分かりやすく丁寧に説明してくれるので、リラックスして聞くことができる。そうした診療のひとときも、「癒し」につながるだろう。