内科・消化器内科

杉谷メディカルクリニック

診療時間 9:00~12:00、15:00~18:30
土曜9:00~12:00、13:30~16:00
第2・4日曜は内視鏡検査のみ(予約制)
休診日 木曜、第1・3・5日曜、祝日
電話 029-879-9310
所在地 つくば市研究学園4-4-11

2011年7・8月合併号 つくまる掲載
2018年2月 更新

 

院長 杉谷 武彦(すぎたに たけひこ)

平成元年

筑波大学医学専門学群卒業

筑波大学附属病院および関連病院でレジデント研修(筑波大学附属病院、筑波メディカルセンター病院、都立墨東病院ほか)

平成7年

筑波メディカルセンター病院 消化器内科勤務

平成11年

筑波メディカルセンター病院 消化器内科診療科長

平成22年 

杉谷メディカルクリニック開業

日本内科学会総合内科専門医/日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医/日本肝臓学会専門医
人間ドック健診専門医/H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
インフェクションコントロールドクター・感染制御医(ICD)
日本医師会認定産業医

苦痛が少ない経鼻内視鏡ができる

研究学園駅から徒歩10分という便利な場所に、クリニックや薬局、高齢者専用賃貸住宅などが集まる「かつらぎメディカルプラザ」が新設された。ここに2010年10月、杉谷メディカルクリニックが開業。杉谷武彦院長は筑波メディカルセンター病院で15年間、とくに胃や大腸の内視鏡検査・治療において、高度医療の最先端で活躍してきた。内視鏡の技術は、ここ数年で格段の進歩を遂げているという。
 
「たとえば胃がんの場合、進行がんであっても半数以上の人が治癒できる時代になりました。早期発見すれば、内視鏡で切除できます。ここでは早期がんを見つけるため、繰り返し検査を受けてもらえるよう、最新の経鼻内視鏡を使い苦痛の少ない検査を心がけています」

大腸がんについても同様に、苦痛の少ない内視鏡検査を心がけている。さらに、腸壁を詳しく観察できる拡大内視鏡も導入し、がんセンターと同レベルの検査を受けられる。
 
こうした医療機器の充実に加え、早期がんの発見には医師の経験がものをいう。その点、杉谷院長はこれまでに胃内視鏡3万5000人以上、大腸内視鏡1万2000人以上、内視鏡治療3500人以上という実績があり、まさにエキスパートと言える。
 
内視鏡検査をするのは、一般診療が始まる前の早朝と、第2・第4日曜日。会社を休まず出勤前や休日に受診できるため、負担が少ない。その分、杉谷院長の休日は削られるわけだが、こういう配慮にも、がんの早期発見に尽力しようという姿勢が表れている。
 
また杉谷院長は、つくばでも数少ない肝臓専門医の一人。肝炎で受診する患者さんが多く、肝硬変や肝がんへの進行を防ぐため、経口抗ウイルス薬での治療をはじめとして長期的に見守っている。診療に欠かせない血液検査をクリニック内で行い、約30分で結果を出せるのも、患者さんに喜ばれている。
 
「肝臓は沈黙の臓器とも言われます。しっかり時間をとって、症状のない患者さんに肝炎について詳しく説明することが大切です。そうして自分の病状と定期的な検査の必要性を理解してもらえれば、きちんと治療ができますから」
 
こうした専門性を生かしながら、「一般内科として、幅広く患者さんを受け入れるのがクリニックの使命」と杉谷院長はとらえている。目指すのは、何科にかかればいいか、どこの病院へ行けばいいか迷ったとき、気軽に相談できる窓口。「人としゃべるのがエネルギー源かもしれません」と笑う親しみやすい人柄で、さまざまな疑問や不安を頼もしく受け止める。病院の情報に精通し、地域の開業医と幅広い連携を持つ杉谷院長だからこそ、治癒にいたる最適なルートを示してくれるだろう。